全国の生協では、高齢化社会の本格化に伴い、買い物弱者問題に対応した「移動店舗」の運営や、居住エリアと生協の店舗を結ぶ「買い物バス」の運行、住民の高齢化が進む公営団地内等への宅配商品の受け渡し場所「地域ステーション」の設置など、地域の高齢者を支えるため、地域に密着し、宅配・店舗の事業を展開してきたノウハウに、福祉の視点を取り入れた様々な事業を展開しています。
その中でも近年、一人暮らしの高齢者を中心に毎日食事をお届けする「夕食宅配」が、多くの生協で始まっており、参加生協数は2011年8月末現在で、22都道府県の24生協に拡大、1日あたり2万5,000食を全国で提供しています。
生協の「夕食宅配」は、管理栄養士が監修した栄養バランスのとれた献立を、高齢者を中心に一人暮らしの方や、様々な理由で食事づくりが困難な方などへお届けすることで、低栄養や生活習慣病の予防など、利用者の“食”を支援します。配達は月曜日から金曜日までの週5日、1食あたり500~600円の価格帯を中心に「お弁当コース」や、おかずだけをお届けする「おかずコース」などを用意しています。
多くの生協では、毎日(平日)お届けすることで、利用者の安否確認や見守り活動を兼ねており、万一異常を発見した場合には、事前に把握した緊急連絡先に速やかに連絡を行います。
生協では、今後「夕食宅配」事業をさらに拡大していくとともに、人と人とのつながりを重視し、より暮らしやすい社会を実現するため、地域に密着した様々なサービスを提供してまいります。
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