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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2017年09月13日

ILOに協力して公開セミナー「協同組合とSDGs」を開催しました

 日本生協連は国際労働機関(ILO)の活動に協力し、2010年度から、アフリカの協同組合リーダーを対象に、日本の協同組合活動を学ぶ研修プログラムを実施しています。

 2017年の研修は8月28日~9月6日まで実施され、アフリカからの5人の視察団に加え、シメル・エシムILO企業局・協同組合部長も参加いたしました。今回の公開セミナーは、シメル・エシム部長来日に合わせて開催したもので、全国の協同組合関係者、学識者、マスコミ関係者など約140人が参加しました。

 公開セミナー冒頭では、ご来賓のILO活動推進議員連盟会長の川崎二郎様と協同組合振興研究議員連盟の山田俊男様よりごあいさつをいただきました。

 続いてシメル・エシムILO企業局・協同組合部長から、「協同組合とSDGs」をテーマに講演いただきました。講演では「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で設定された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けて、実施するセクターの一つとして協同組合が認知されており、協同組合のさまざまな取り組みは、経済面、社会面、環境面で重要な役割を果たしていることなどについて報告がありました。

 次に、2017年7月にアメリカ・ニューヨーク国連本部で開催された「持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラム」の参加者から報告があり、日本の協同組合における課題として、協同組合間の協同だけでなく、市民セクターなどと連携することの必要性について提起がありました。

 最後に、本セミナーにご参加いただいた外務省国際協力局 地球規模課題総括課の横地晃課長からコメントをいただきました。

 
announce_170913_01_01.jpg講演するシメル・エシムILO協同組合部長

 日本生協連は、引き続き、ILOや他の協同組合と協力しながら、SDGsの達成に向けて取り組みを進めていきます。