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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2017年08月10日

アジア5カ国の生協マネジャーが来日し、日本の生協で研修をしました

 日本生協連は、会員生協とともに、アジアの生協の発展と協同組合同士の交流や協力を目的として「アジア生協協力基金」を設立し、教育研修・交流事業などに対する助成活動を行っています。

 2017年7月17日~7月30日までの14日間、アジア5カ国の生協マネジャー5人が来日し、コープデリ連合会(本部:さいたま市)と、みやぎ生協(本部:仙台市)において、店舗事業を中心に日本の生協事業の研修を受けました。

 セブミツミ多目的協同組合(フィリピン)、シリーワラナ生協(インド)、ハシルダラムネゲリ多目的協同組合(マレーシア)、ドゥレ生協連合会(韓国)、モンゴルネイバー生協(モンゴル)から参加した研修生の皆さんは、それぞれ所属する生協で、店長や本部の店舗支援マネジャーとして活躍している方々です。今回の研修では、講義や店舗視察、施設見学を通じて、生協の社会貢献活動や、店舗事業の生産性向上の取り組み、生協組合員の声を事業や活動に反映させる仕組みや職員教育、生産者と消費者をつなぐ産直のしくみなどについて、幅広く学びました。

 コープデリ連合会では、本部で概要説明を受けた後、コープみらい(本部:さいたま市)のサービス付き高齢者向け住宅の見学を通して、生協が取り組む福祉事業について学ぶとともに店舗の視察を行いました。 

announce_170810_01_01.jpgコープみらい店舗で説明を受ける研修生の皆さん

 みやぎ生協では、店舗を見学し実際の店舗運営について学びました。また、職員教育、組合員活動、宅配事業・物流の仕組み、産直の取り組みなどについて幅広く学びました。さらに東日本大震災 学習・資料室を訪問し、震災時のみやぎ生協の取り組みと被災地の復興状況についても学びました。 

announce_170810_01_02.jpgコープ東北サンネット事業連合 物流センター視察の様子

 最終日には、研修で学んだことと今後の行動計画を発表し合い、帰国後の業務改善の取り組みを約束し、研修を終えました。 

announce_170810_01_03.jpg研修生の皆さん