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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2016年09月12日

ILOに協力してアフリカの協同組合関係者の国内視察・研修を支援しました

 日本生協連は国際労働機関(ILO)の活動に協力し、2010年度から、アフリカでの協同組合の設立・発展のための人材育成支援を行っています。

 今年はタンザニア連合共和国、ニジェール共和国から協同組合関係者3人が来日し、2016年8月29日~9月7日までの10日間、日本のさまざまな協同組合※の小売事業・医療事業・共済事業・金融事業などの視察・研修を行いました。

※ 農林中金総合研究所、労働者協同組合(放課後等デイサービス「ぱれっと」、練馬学童事業所「石神井台小学童クラブ」)、農業協同組合(JAたのふじ パッケージセンター、JA佐波伊勢崎)、群馬県食肉卸売市場、全国労働金庫協会、全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)、生活協同組合コープみらい、大泉生協病院、東京大学消費生活協同組合、日本生協連

 9月6日にはプログラムの一環として、コーププラザ(東京都渋谷区)において公開セミナーを開催し、32人が参加しました。

 

 公開セミナーでは、視察団の皆さんが各国の協同組合の現状報告を行いました。セミナーの前に行われた視察の振り返りでは、視察団の皆さんから「日本の協同組合の組織力に感銘した。とりわけ、組合員が主体的に協同組合と関わり活動していることが非常に印象的だった。今回の視察・研修で学んだことを帰国してから生かし、自国での協同組合の発展に貢献したい。」などの感想が述べられました。

 
announce_160912_01_01.jpg公開セミナー参加者の皆さん

 日本生協連は、これからもILOと協力して、アフリカの協同組合を支援してまいります。

〈アフリカの協同組合視察団の皆さん〉 敬称略

 アムザ・タヒル   (ニジェール)ニジェール野菜協同組合連盟 CEO代理
 エリザベス・マクワべ(タンザニア)キリマンジャロ協同組合銀行 ジェネラル マネジャー
 アスマニ・マハディ (タンザニア)タンガ酪農協同組合連合会 エグゼクティブセクレタリー